ヤマニヤマとは、聞きなれない言葉ですが、どういった意味があるのでしょうか?

 

近頃では、ヨガを始める人が増えています。

 

ヨガには、アーサナという身「体を動かすヨガ」と、ヤマニヤマはじめとした学びのヨガ「ヨガ哲学」があります。

 

そのほかにも、ヨガには呼吸法や瞑想法など、様々学べることがあるんです。

 

今回は、ヨガの第一段階「ヤマ」・二段階「ニヤマ」についてご紹介します!

 

ヤマ Yama 第一段階「禁戒」5つの心得とは?

ヤマニヤマ

 

ヤマとは、ヨガの第一段階目にあたる禁戒のことです。

禁戒とは、日常生活のなかで、禁止していること。行ってはいけない心得のことです。

 

ヤマには、5つの心得があります。それでは、1つ1つヤマの心得を見ていきましょう。

 

 

アヒンサ(Ahimsa)非暴力・不殺生

 

人間・動物などの生き物をどんな時も殺してはいけない。

自分の行動や言葉で、他人に暴力をふるってはいけない。

 

また、自分の思考レベルでも他人や自分を傷つけることを振ってはいけない。

アヒンサは、頭の中で考えてもいけないということになります。

 

自分自身を大切に扱うことで、他人をも大切にできることにつながります。

アヒンサを日常生活に取り入れることで、自分の生活で不摂生をすることなく、他人にも優しく生きることを目指していきます。

 

 

サティヤ(Satya)正直に・嘘をつかない

 

サティヤは、正直に生きることを目的とした戒律です。

誰に対しても正直に・嘘をつかずに誠実でいること。

 

言動と行動・そして思考を日頃から一致させること。

有言実行!

 

自分や他人に正直に生きること。

他人に嘘をつくことはもちろんいけないことですが、他人だけではなく自分の気持ちや身体にも正直に生きることを目的としています。

 

長い年月、無理をして生きることもサティヤではありません。

 

 

アスティヤ(Asteya)盗まない・奪わない

 

アスティヤは、他人の物や時間を奪ってはいけない戒律のことです。

 

また、他人のお金や権利、利益なども当然盗んではいけません。

 

自己中心的な言動をひかえなさい!という教えです。周りを見て、他人の幸せを願いましょう。

 

仮に他人の時間やお金を盗んで幸せになったと思っても、それは思い違いです。

 

物やお金、地位、名声には、永遠という保証はありません。過去の地位や名誉に執着して生きてはいけません。

 

常に変化し続ける外の世界を着飾っても、それは化けの皮のようなものです。

 

真の幸福とは、心と心のつながりであったり、目で見えない感じる部分にあります。

 

 

ブラフマチャリヤ(Brahmacharya)禁欲

 

禁欲とは、性欲を抑えることにもつながります。

 

現代では、不倫といった、パートナー以外の人と性交渉をする人もいます。

これは、ブラフマチャリアの意に反しています。

 

性エネルギーをむやみに奔放に使ってはいけない。

自分勝手な欲を満たそうとしてはいけない。

過度なアルコールを控える

食べすぎない

 

本来持っている生きるための生命エネルギーを、道徳に沿って集中させて生きることがブラフマチャリアになります。

 

 

アパリグラハ(Aparigraha) 貪欲にならない

 

アパリグラハは、むやみに物を所有したり、欲望を満たそうとしてはいけない戒律です。

 

貪欲さを捨てること。

必要以上に物を所有しない。

 

表の世界で多くのものを所有せずとも、真の幸せや満足感は心の中にすでにあることを教えてくれる戒律です。

 

ニヤマ(Niyama)勧戒

ヤマニヤマ

 

ニヤマは、ヤマのように禁止されていることではありません。

ニヤマは、日常生活で実践すべき5つの教えです。

 

ニヤマの教えを実践することで、人生がよりよくなります。

 

シャウチャ(Saucha)清浄

 

シャウチャは清潔を意味します。

 

自分の身体や家を清潔に保つことが大切です。

また、自分の心をキレイにすることも意味します。

 

心を清潔にするとは、嫉妬や嫌悪などの感情にとらわれないことです。

見習いたい人いたら尊敬の念をもち、自分もそうなれるように精進すること。

 

ネガティブな感情を抱いてはいけないことをシャウチャです。

 

もし、あなたの周囲に、どうしても受け入れ難いひとがいたら、非難したり攻撃してはいけません。

 

暴言を吐くのではなく、相手とすこし距離を置くこと。

他人を反面教師にして、自分はこのようにならないように自己成長することが心の清浄につながります。

 

ネガティブなことをしたり、言葉をはくと、それは自分へも攻撃していることになり自分へ言っていることになります。

 

人生は鏡です。相手にしていることは自分へしていることになります。

 

サントーシャ(Santosha) 満足・知足 

 

今ある幸せに感謝し、満足をすること。知足するともいいます。

 

今ある物や人・お金に感謝し受け入れることにより、更に素晴らしい幸せを手に入れることができます。

今ある健康・家・家族・恋人・友人に、常に満足すること。

 

現状は、過去のおこないの結果です。

理由があって今のあなたがいるのです。

 

もし、過去に努力を怠って今があるとしても、それは満足すべき結果なのです。

 

どのような現状でも、今の自分を取り巻く現状を受け入れ感謝することが次へのステップになります。

 

常に身の回りのものに感謝して受け入れましょう。

 

外の世界の欲望に幸せを求めても、それは尽きることがなく儚いものになります。

 

誰かに幸せを求めるのではなく、そもそも幸せとは今の現況を受け入れることからなのです。

今のあなたの現状を受け入れ「ありがとう」と感謝しましょう。

 

 

タパス(Tapas)苦行・自制

 

タパスとは苦行です。

 

自分の成長のために困難なことを実践することがタパスです。

ただし、あまりにも過度な苦行はアヒンサになってしまいます。

 

 

天災や予期せぬ苦しい状況や試練に出逢ったときにも、自分の成長になるとすべてをありのままに受け入れましょう。

 

筋トレと一緒で、いつもの負荷では筋肉は育ちません。

あえていつもより重いダンベルを持ちあげることも自己成長につながっていきます。

 

 

スヴァディアーヤ(Svadhyaya)学習・向上心

 

スヴァディァーヤは、学ぶこと・向上心・人格を成長させることを目的としています。

 

いかなるときも、書物や他人から学ぶことが大切です。

 

自分を成長させてくれる書物を読み、知識を生活に生かしていきましょう。

 

 

イーシュワラ・プラニダーナ(Ishvarapranidhana)祈り・信仰

 

イーシュワラプラニダーナとは、信仰心にのことです。

 

自分では、どうすることもできないことが世の中にはありますよね。

日ごろから神聖に信仰心を向けることで救われるようになります。

 

困ったときの神頼みでは、信仰心を向けていることになりません。常に感謝と尊敬の念をもち神に信仰心を向けることが大切です。

 

 

時代は移り変わり変化しています。また天災などの予期せぬことも私たちには起こります。このようなときにも、すべてを受け入れ、身を任せて、神に感謝と救いを求めることが大切です。

 

ヤマニヤマまとめ

 

ヤマニヤマはいかがでしたでしょうか?

 

普段、ジムでヨガをしていると、身体は丈夫にしなやかになりますが、ヨガの哲学までは学べませんよね。

ヨガの哲学に興味を持った時は、ヤマニヤマから学ぶとよいスタートが切れますよ!

 

さあこれから、人生の規律・戒律であるヤマニヤマを習得していきましょう。

 

日常生活のなかで、ヤマニヤマを少しづつ実践できると人生が豊かに生きやすくなるはずです!

 

自分に厳しすぎず、自然体で、ゆったりと実践したいですよね!

 

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