ヨガ哲学アシュタンガヨガにおけるヨガ八支則について

ヨガ哲学八支則とはなんでしょうか?気になりますよね・・

 

八支則の意味や読み方って難しくて分かりづらいですよね。

今回は、ヨガ哲学八支則とヨガ8つの法則について詳しくお伝えします。

 

アシュタンガヨガって普通のヨガと違うの?

ヨガにもいろいろありますよね。

 

今回は、ヨガ哲学と言われる「アシュタンガヨガ八四則」についてご紹介します。

 

 

アシュタンガヨガ ヨガ哲学八支則の意味とは?

ヨガ八支則,アシュタンガヨガ

ヨガとは、サンスクリット語で「統一」「繋がり」という意味があります。

 

統一、繋がりとは、個人と宇宙を統一した状態を指します。

 

ヨガは、女性のダイエットや健康のためと思われがちです。

 

体を柔らかくするための姿勢ではなく

ヨガによって到達した境地のことを言います。

 

ヨーガを継続的に実践し、境地に達すると、

 

「行動による束縛から解放されます」

「人間にもともと備わっている潜在力」

「あらゆる可能性を自由に生きられるようになる」

など、

素晴らしい恩恵があります。

 

これらは、私達が人生を生きる上での、精神性の極みであります。

 

古代インドの「悟り」と呼ばれるものは、人間性と神性との統一なのです。

 

アシュタンガヨガ 聖者 パタンジャリ大師

ヨガ八支則パタンジャリ大師
ヨガ八支則パタンジャリ大師

 

紀元前300年〜 聖者パタンジャリ大師がヨーガ修行体系をまとめたヨーガ・スートラを編纂。

 

ヨーガ・スートラに記されている「アシュタンガ・ヨーガ」ヨーガの八支則は、その後の様々なヨーガの考え方の指針となっています。

 

このヨーガ・スートラに登場するのが四大ヨーガで、王様のヨーガと呼ばれる「ラージャ・ヨーガ」であり、このラージャ・ヨーガを進化させていったものが現代の代表的なヨーガである「ハタ・ヨーガ」です。

 

ヨーガ本来の目的は

「生きる苦しみから開放されて真の幸せを見つけること!」になります。

 

 

ヨガ八支則の読み方 ヨガ8つの法則

アシュタンガヨガ パタンジャリ大使 紀元前300年 ヨーガ・スートラ編纂

「ヨーガの八支則」


第一段階 ヤマ(禁戒)yama 人としてやってはいけないこと


第二段階 ニヤマ(勧戒)人として行ったほうがよいこと


第三段階 アーサナ(座法)ポーズ


第四段階 プラーナヤーマ(調気) 宇宙エネルギーの調気


第五段階 プラティヤ・ハーラ(制感) 感覚の制御


第六段愛 ダーラナ(凝念)一点集中


第七段階 ディヤーナ(静慮)瞑想


第八段階 サマーディ(三昧)悟り

 

 

ヨガ八支則 第一段階 ヤマ(禁戒)人としてやってはいけないこと

禁止事項

他の人や社会に対して守るべきこと。
具体的には、暴力を振るわない。
ウソをつかない。
盗まない。
性的欲求に溺れない
物欲にとらわれない

アヒンサー Ahimsa (非暴力)
サティヤ  Satya(正直)
アステーヤ Asteya(不盗)
ブラフマチャリヤ Brahmacharya(禁欲)
アパリグラハ Aparigraha (不貧)

 

 

ヨガ八支則 第二段階 二ヤマ(勧戒) niyama 人としておこなったほうがよいこと

オススメ事項

普段の生活で心がけるべきこと。
具体的には、身体や身の回りを清潔に保つ。
必要以上に贅沢をしない。
自分を鍛錬する。
精神的向上に務める。
神様に献身的な気持ちを保つ。

 

シャウチャ Sauch (清浄)
サントーシャ Samtosa(知足・満足)
タパス Tapas (苦行)
スヴァディヤーヤ Svadhyaya (聖典読誦)
イーシュヴァラ・プラニダーナ Isvarapranidhana(神への献身)

 

ヤマニヤマの本当の意味とは?ヨガ哲学八支則・禁戒と勧戒を実践しよう!

 

ヨガ八支則 第三段階 アーサナ Asana(座法)ポーズ

瞑想のためのポーズ

アーサナという言葉は、サンスクリット語で「座る」という意味の動詞「アース」が語源です。

ヨーガは本来、瞑想を主な行法としていたことからアーサナとは瞑想を深めるための座法である。

 

アーサナは、ゆっくりとした深い呼吸をおこないながら、身体を一定の形に保つことで、動く瞑想状態を築く。また、心と身体は繋がっているので、身体を整えて身体能力を向上させることは心の調整にもつながる

 

ヨーガのアーサナをおこなうことは、アーサナの完成形にこだわることではなく、自分の身体と対話し、今の自分の身体を感じること。

 

そして、ポーズをとったときに「緊張」「弛緩」を味わい、呼吸と身体と心を合わせて行くことが目的である。

 

アーサナの種類は大きく分けて

 

・屈伸(身体を前に倒す)
・伸展(身体を前側に伸ばす)
・回旋(身体をひねる)
・バランス(バランスをとる)
・逆転(正常位と身体を逆の状態にする)

 

 

ヨガ八支則 第四段階 プラーナヤーマ Pranayama (調気法)

呼吸を通して気をコントロールする方法

プラーナヤーマは、呼吸の科学です。
呼吸をコントロールするためにに、プラーナヤーマを学んでいきます。

 

プラーナは「生命エネルギー」「宇宙エネルギー」プラーナヤーマは、瞑想を深めるために呼吸を整えることを目指します。

 

呼吸をコントロールすることで、体内の目に見えないエネルギーを調整することが可能になります。

 

プラーナヤーマを行うときには、プラーナが背骨を通るようなイメージと感覚を味わうため背骨をリラックスすることが必要です

 

酸素を体内に取り入れると、生命エネルギーに転換する作用があります。

 

また、交感神経と副交感神経のバランスをとり、体温を調整することにより、感情とリンクして心のバランスをとっていけるようになります。

 

感情の興奮は、呼吸の早さに影響を及ぼします。ヨーガ本来の目的は、心をコントロールし平静にすることなのです。

 

ヨガ八支則 第五段階 プラティヤ・ハーラ Pratyahara (制感)

感覚をコントロールする

 

プラティヤハーラとは「向けて集める」という意味です。

今までの身体の部門から、心の部門へと入る掛け橋となるのがこのプラティヤハーラの段階です。

 

座法や呼吸法の後、意志的な「動作を納めて」、瞑想の姿勢に入ります。

 

その時、生じてくる静けさの中にて、外の世界に向かう心や、感覚を対象から離します。
そして意思の働きを内部に向けて、冷静に自己をみつめる心理作業の準備となります。

 

外界からの対象から離れ、内面へと集中していく行法は、絶えず心を悩ませ、不安を与える問題から一旦心を引き離し、「なにものにも囚われない自在な心」にリセットするきっかけを作ります。

 

この領域は、マノーマヤ・コーシャ(意思鞘)の調整に入ってきます。

 

ヨーガスートラにおいては「諸感覚器官がそれぞれの対象に結びつかず、あたかも心素(チッタ)自体に似たものの如くになるのが、制感(プラティヤハーラ)である」と説いています。

 

 

ヨガ八支則 第六段階 ダーラナ Dharana (凝念)

一点に集中すること

 

凝念は、心をある一点にとどめて動かさないことです。一点集中とも言います。

 

この凝念と次の静慮、三昧の段階は実際には、はっきり分割できない一連の心理的流れとっています。一括して統制(サンヤマ)とよばれます。

 

ここでは、主にロウソクの炎とか、特定の図形や自分のみけんの一点に心を集中するとか、ひとつのテーマにイメージを集中する方法などを用います。

 

この領域は、ヴィジナーナマヤ・コーシャ(理智鞘)の調整に入ってきます。

 

ヨーガスートラにおいては「凝念(ダラーナ)とは、心素(チッタ)を特定の対象物(場所)に縛り付けておくことである。」

 

 

ヨガ八支則 第七段階 ディヤーナ Dhyana (静慮)


瞑想状態のこと

デイヤーナとは、凝念で一点に集中していた心がその対象と同化し始め、それを中心にして、日常の意識を超えてある種の「洞察」や「ひらめき」が起こりやすくなる状態のことです。

 

瞑想とも言います。

 

その直感的映像や思考は、やがて自我の認識領域を越えて新たなる「生命の智」をもたらす領域へと導いていきます。

 

この「ディヤーナ」を中国で音訳し「禅那」となり、日本に渡って「禅」となっています。

 

 

この領域は、ヴィジナーナマヤ・コーシャ(理智鞘)の中心的調整作業に入ってきます。

 

ヨーガスートラにおいては

「その対象に対する想念が、ひとつの不断の流れになっているのがディヤーナ(静慮)である。

 

 

ヨガ八支則 第八段階 サマーディ Samadhi (三昧)ざんまい

瞑想の最終段階。悟りの境地。神様、宇宙と一体になること ヨーガの最終目標「悟り」です。

 

デイヤーナ(瞑想)を深めていくと、集中している対象物と一体となる感覚を得ます。

対象も主体(自分)もすべてが統合した状態。

 

主体(見るもの)と客体(見られるもの)の合一した状態が三昧です

 

三昧(さんまい、Samādhi、サマーディの音写)とは、仏教における禅定(ぜんじょう)

ヒンドゥー教における瞑想において、精神集中が深まりきった状態のこと。

 

サマーディの他の漢字で音写に、三摩提、三摩地などもある。

 

一般に9段階の到達点があるとされている。(ウィキペディア引用)

サマーディは手段であってゴールではありません。

 

ヨーガの目的は「心を制御すること」です。

 

家庭や社会の義務をこなしながら精神的に成長する為には、落ち着きのある心、欲や弱さに左右されずに客観的な判断の出来る心が必要です。

 

心を制御し、自分の心を、自分が使いたい時に、使いたいように使える、これが目標です。

 

瞑想の修行の為に、家庭や社会生活を投げるのは本末転倒です。

 

家庭や社会での成功に人生の意味を見出せず出家しようというのは、ちょっと危険です。なぜなら、出家しなくても、自宅でも瞑想は可能なのですから。

 

幸せのゴールはやはり別の場所にあります。

 

 

アシュタンガヨガ初心者向けポーズと太陽礼拝動画はこちらです

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