うつ病ブログ

 

うつ病の経験をブログとして公開します。うつ病で苦しむ人たちや、うつ病の方を支えるご家族にとっての理解に役立てばと思います。

 

 

うつ病ブログ。うつ病が始まった時の話

 

私の壮絶なうつ病との闘いが始まったのは、遡ること9年前の平成20年前の事です。

私は47歳男性です。既婚者で子供がふたりおります。

 

 

ちなみに、結婚は婿養子として一人娘である妻のもとに嫁いだものです。

当時、ふたりの子供は長女が小学六年生、長男が小学四年生でした。

 

 

長男とは男同しということもあり、毎晩の夕食後に戯れるのが楽しみな毎日でした。

 

 

じゃれあったり、学校での話をしたりと私はとても楽しくリラックス感を味わえるひとときを長男から貰っていました。

 

次の日もいつものように夕食をすませ、長男との楽しいひとときを過ごすお決まりの時間になりました。

 

長男と二人になり、じゃれあおうとした正に正にその瞬間。

 

さっきまで、本当に夕食を食べた ついさっきまでの自分がどこかにぶっ飛んでしまったかのように、何とも言葉で表現し難い感覚に犯されて、長男との楽しいひとときを過ごす事が出来なくなったのです。

 

楽しいはずの時間なのに、気力が失せ、長男と遊びたい気持ちになれないのです。

 

長男は不思議な顔をして部屋を出ていってしまいました。

まだ小学四年生ですから何となく変だなという感じ程度だったのでしょう。

 

 

対照的に私自身は、何が起こったのか全く理解できずにいるまま、その日は何とか就寝しました。

 

次の朝、恐る恐る目を開くと何となく変な気分でしたが、体が辛い訳でもなく起き上がりました。

 

幸いにして妻の実家の仕事をしていましたので、急いで出勤準備の必要もなく、何となく座っていると祖母が「おはよう」と声を掛けてきました。

 

 

理由は分からないがまったく会話ができなくなってしまった

 

しかし、その言葉に「おはよう」と返せない、いや鬱陶しいとさえ感じたのです。

 

妻も私の異変に何となく気付いたのか、「どうした。なんかボーッとして、何にも喋らないけど」記憶は曖昧ですが、確かそんなことを言われたようです。

 

 

家業は、婦人服の販売でしたので、もちろん毎日お客様のお相手をさせて頂くわけですが、症状はお客様にも早速伝わります。

 

 

いつもくだらない冗談話をして、笑いの絶えない売り場なのですが、その日は、お客様がみえても笑顔になれないどころか、いらっしゃいませも言えないほどでした。

 

 

当然お客様から、「どうした。体辛いの。元気無いけど。」のオンパレードです。

自分でもダメだと鼓舞するのですが、どうしても無理で、作り笑いさえ出来ないのです。

 

その日はとりあえず売り場から離れてソファに腰かけていました。

 

すると、家族からも「どこか辛いの、元気無いけど」これまた、たたみかけるようにオンパレードの嵐です。

 

本当に訳の解らないまま数日が過ぎ去っていきました。

体はどこも全く痛くも痒くもないので、ただ日にちが過ぎるばかりです。

 

その当時は精神障害というもの自体にあまり目を向けられる傾向がなく、私自身も、うつ病という言葉を漠然と耳にした事がある程度の認識で、それは大変な病気であるという感じにしか思っていなかったのです。

 

ところがある日妻が「病院行ってみたら?」というので、訳もわからぬままとりあえず掛かり付けの内科へ行き症状を説明しました。

 

内科での処置といえば、元気のでる点滴、いはゆるブドウ糖だと思いますが、点滴に2・3日通いました。

 

特に処方される薬もなく、何ら変化がないので、点滴もやめました。

その頃軽い目まいや体のふらつきが出たので、今度は耳鼻科へ。

 

しかし異常なし。

 

妻のすすめで精神科へ行ったときの話。

 

そしてようやく妻が「精神科に行ってみたら」と勧めてくれたのですが、抵抗感があり正直戸惑いましたが、この状況から抜け出せるのならと精神科、正式には心療内科というところの門を叩きました。

 

カウンセリング形式で初診には30分の時間を掛けて下さり、発症からの流れを説明。

 

先生は瞬時に診断をされました。

「うつ病ですね。」

まさかのうつ病です。

 

自分には関係ないと思っていたうつ病だったのです。

 

その日から早速抗うつ剤の服用開始です。

 

私の場合、心療内科に行くまでに期間が長すぎたようです。

 

すぐに診断を受ければすぐに治ったかも知れないのです。

 

うつ病という病気に対する知識のなさ、理解のなさが招いたパターンです。

 

もっと早く心療内科へ行けばよかった!

 

最初に長男との楽しいひとときを過ごすはずが楽しく感じられなかった時点で、精神的に犯されていると判断出来なかったのがいけなかったのです。

 

いつもの、昨日までの自分を考えるほどに、まさか精神的に患っているなんて想像も出来なかったですし、家族を含め周囲の皆さんも同じ感じで、まずは内科への受診を勧められたのですから。

 

しかし、時すでに遅しではありましたが、妻の勧め無しにそのまま過ごしていたら自暴自棄になり、自ら命を絶っていたかもと思うと、9年経った現在も2週間毎の通院、投薬は続いていますが、かなり病状も軽くなりつつあり、精神的に安定しています。

 

それが証拠にこうして、自らの体験談を冷静に綴る事が出来ているのです。

 

妻には感謝の思い、しかしそれ以上に申し訳ない気持ちで一杯です。

 

私はもちろん当事者としての辛さ苦しさはありますが、家族もきっと、ともすれば本人よりも辛いのです。

 

家族や周囲の皆さんの理解なしには過ごしてこれなかった数年間はもう戻らないのですから。

 

 

私はいまも完全に治っておらず、生涯薬を飲み続ける事となるでしょう。

うつ病の薬の種類。向精神薬など、現役うつ病の私が詳しくお伝えします

 

 

うつ病の治療は早期発見が大切です!

 

しかし、いまの世の中、精神障害というものに対する理解、制度は年々向上しています。

 

恥ずかしいことなど一切ありません。

どんな病気も予防、早期発見が重要です。

 

家族の方や周囲の皆さんは注意して周りの人を見ていて下さい。

兆候は必ず目にみえます。

 

また、ご本人の自覚、判断もしやすい世の中だと思います。

どうか、一昔前のような考えは捨てて下さい。

 

精神障害だといって、腫れ物にさわるような接し方は絶好にしないで下さい。

 

私のようになってしまう方を一人でも無くして下さい。

 

自殺者の数は減少してますが、精神障害者の自殺者の数は増えているのです。

 

とにかく、周囲の皆さんの理解、サポートによる早期発見が重要です。

あとはストレスレスの生活にこころがけましょう。

 

早期発見なら、一週間で治せる事も可能、実際に私の周りにも何人かおられます。

 

早期発見、早期の治療によって、完治されている方々が。

前途致しましたが、決して恥ずかしくないオープンにすべき病気なのです。

 

周囲には心強い味方がたくさんいて下さいますよ。

 

 

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